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ロッキー5 最後のドラマ
2006-12-05 17:00:00 Category : 映画スポーツの世界で、日本代表のチームや選手が負けると、ハングリー精神が足りない、というようなことをよくいわれる。日本では、試合に負けても、食べることには困らない。だから勝ちに対する意欲が弱いのだ、と。たしかに一理あるとは思うが、日本人=ハングリー精神に欠ける、というのはどうだろう。食べるものには困らないかもしれないが、劣等感を抱えている人は少なくないはずだ。その劣等感から、強烈なハングリー精神が生まれることは大いにあると思う。とはいえ、勝利をつかむためにハングリー精神が必要不可欠な要素であることは間違いない。
特にハングリー精神が重要視されるのが、ボクシングだ。「ロッキー5」にこんな言葉がある。アメリカンドリームをつかんだロッキーを尊敬し、弟子入りを志願するトミー。一度は断るロッキーだが、トミーは食い下がる。自分に似た貧しい境遇とチャンピオンになりたいという熱い欲求。ロッキーはトミーの心に過去の自分を見る。そしていうのだ。
「Are You Hungry?(腹減ってるか?)」と。要するに、飯を食べさせてやるから家にこい、つまり弟子入りを認める、ということなのだけれど、このときのロッキーの言葉には、「勝者になる資格はあるのか?」という意味も込められていたのではないだろうか。
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